ウッド物置や木の小屋の基礎工事について

こんにちは。山田木材 ウェブサイト担当の近藤です。(^O^)/


今回は物置を納めるときの
基礎工事の様子を書いてみようと思います。



私たち山田木材ジョイウッドでは、物置を納める時
60cmの長さの束石(写真右上)を地面に埋めて
その上に物置などを置いて納めます。


山田木材ジョイウッドがある北海道の千歳は
冬の寒さで地面の水分が凍って盛り上がって
地面の高さが変わってしまいます。
ですから基礎工事はだいじです。


地面が凍結する深さより、深いところに
埋める必要があるので
60cmの長さの束石を使用することを基本にしています。
なかなか大変な仕事です。

ほぼ全ての作業をスコップ片手に手掘りで進めます。
束石一個分の穴を数箇所掘る作業のみで
庭を最小限掘り起こします。


掘る前の段階で、正確に掘る位置を出す必要があります。


時々穴を掘っているうちにズレていって
後で大変な目にあうこともあります(笑)。




掘った穴に切り込み砂利を入れています。
高さを合わせながら少しずついれていきます。
「あと5ミリ入れて」とか、
「8ミリ高い」とか、かなりシビアな場面です。




穴の底の砂利を平らに突き固めます。


この突き固める道具ですが、
確かタンパーという名前らしいのですが
通常のタンパーと呼ばれる道具と形状がちがうはずです。
これは山田木材ジョイウッドで製作したオリジナルの道具です。



穴の底に砂利を入れ
高さの調整が終わると束石をその穴の中に入れていきます。




これが結構重いのですが
あまり勢い良く落としてしまうと
またせっかく合わせた高さが変わってしまうので
慎重にそぉーっと入れていきます。
慣れないと腰を痛める可能性がある作業です。




そして寸法をあわせて、設置していき、埋め戻していきます。
一番大事な作業です。
ここで間違わないように、直線は直線。直角は直角。ぴったりあわせます。
埋め戻しまで終わると、あとは周りをきれいにして基礎工事はおわりです。




今度はいよいよ物置を現場へ運びます。
この写真の物置は特注品でトラックにもギリギリでのりました。


このときはユニックで吊り上げるのに重さも
ギリギリでしたのでクレーン車を頼む事にしました。
クレーン車で持ち上げたらラクラクで持ち上がりました。



写真を見てわかるように、かなり長細い建物になっています。

敷地に合わせて試行錯誤した結果この大きさになりました。


左側の入り口は物置として
右は奥様の工房という事でした。


何の工房かな?と思っていたのですが
お宅にお伺いしてわかりました。


庭にペイントを施したかわいい石がいくつもありました。


トールペイントと言っていいのでしょうか?
(写真とる時間がなくて残念)



板金工事がおわった頃にはすっかり暗くなってしまいました。


建物の正面に家があってこの角度からしか写真が撮れないのが残念
このように敷地ギリギリの施工もお任せください。

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