読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

SCENT OF A WOMAN ―夢の香り―

今週のお題「心に残る映画」

数ある私が観た映画のなかで、なんと言っても心に残る映画。
それが、この「SCENT OF A WOMAN ―夢の香り―」
です。

【ストーリー】
感謝祭前夜の名門校。悪戯を仕掛ける級友を目撃したチャーリー(クリス・オドネル)とウィリス(フィリップ・シーモア・ホフマン)は校長に脅しと誘惑で犯人の白状を促され、友人を売るか売らないかで悩んでいた。そして感謝祭の週末、チャーリーはアルバイトで盲目の元軍人フランク(アル・パチーノ)の面倒を見ることになった。気難しい相手を世話するだけだと思っていた彼はニューヨークに連れ出され選択の余地もないまま“計画”の付き添いをすることに…。友人をかばい自分の首を絞めてしまう高校生、軍で昇進をフイにしてきた元中佐。2人は人生の大きな選択肢を目前にし、年齢や境遇の差を越えて心を通わせていく。


アル・パチーノ演じるフランクはとにかく偏屈で、彼が居ると周りの人間がみな嫌がるような人です
チャーリーに対しても最初は追っ払おうとするほどでした。
しかし、チャーリーの中の真摯で高潔な魂を見出し、ラストの査問委員会のシーンでは
校長の圧力をものともしない、名演説を打ちます。
これがなんといっても圧巻です。
チャーリーの魂の高潔さに触れなければこのような演説はできないし、
何よりも、自分自身が苦しみもがき続けたことをぶつけた人間だからこそ
分かり合え、それが説得力になっているそういうバックボーンを丁寧に画いた作品です。
何度観てもこのシーンではこみ上げてきて泣いてしまいます。

人同士が分かり合うというのは、絶対に本気でなければならないと思うし
生きることを本気で考えると言うことは、死ぬという事を考えること
すなわち、生きると死ぬは同義語なんだと思いました。
そして本気でないと出会えない出会いがあるのだと考えさせられる映画です。
とにかくいろんなことを考えさせられる映画です。


この映画のこの演説のシーンと
「いまをいきる」の机に立つシーン
それから「スクールウォーズ」の森田が悔しいです!って泣き始めるシーンは
私の3大泣けるシーンです。

ぜひあなたのDVDの棚にこの1枚を何度でも立ち上がる気にさせてくれます!!